まめの木塾で教える「読解の公式」とは
読解の公式の本質は、図解です。
読解力を高めるには、まずは長文を自分で読み解いていくことから始めますが、
まめの木塾・読解の公式の本質は、図解にあります。
長文をあえて図に表すことによって、その文の構造が見えてきます。文章の設計図つくってみるのです。
設計図をつくりながら考え、設計図を作ったあとにもう一度考えると、筆者の考えていること、伝えたいことがハッキリと浮かび上がってくるのです。
学校では教えてくれない“読解力をつけるポイント”
多くの子ども達がニガテとする長文読解問題を解くには、まず長文の種類を判断します。
1、説明文:筆者の考える結論があり、そこにいきつくまでを丁寧に説明している文章
2、物語文:筆者が考えたストーリーです。
3、随筆文:筆者が体験したことをきっかけに、考えてみたことを文章にしたものです。
もちろんそれ以外のこともありますが、ほとんどはこの3種類にあてはまります。
【説明文の読み解き方】
説明文では、筆者の「主張」と、主張に至るまでの「理由」を見つけ出すことが大切です。
「主張」は、たいていは一番最後、あるいは一番最初と一番最後にある場合が多いです。
「理由」は、1つだけではなく、2つ、3つと複数ある場合もあります。また、理由を述べるために具体例が用いられることも多く、文章を読み慣れていないお子様はその具体例に惑わされ、内容が分からなくなってしまうことが多いようです。
説明文を題材にした問題は「主張」と「理由」を聞かれるものが多いので、まずはどの説明文を読んだ時もこの2つを見つけられるようにしましょう。
【物語文の読み解き方】
物語文では、
1、どんな主人公か
2、どんな事件(出来事)にあって
3、どうやって成長・変化していったか
を読み取ることが大切です。
物語は、多くの場合は最終的に良い方向に変化します。(そうでないものもあります)
【随筆分の読み解き方】
随筆文は、筆者が体験したことや見たり聞いたりしたことについて、考えたことを書いている文章です。
筆者がどんな体験を通じて、どう考えたかを的確に読み取りましょう。
随筆文は説明文に近いものもあれば、物語文に近いものもあり、形はとても様々です。
これらの文章の読み解き方をふまえた上で、まめの木塾の読解の公式で文章を図解していくと、格段と子どもに読解力がつくようになるのです。